ストレスにさようなら!リラックス効果をもたらす5つの食べ物とは?
私達の日常は、仕事場でも家庭でもストレスに晒されています。片づけても片づけても用事は増えていくばかり...。そんな時は時間短縮とストレス解消のために、ついつい不健康なファストフードで済ませてしまいがちです。健康的なものを食べるためには、それなりに時間が必要だと思い込んでいませんか?
食生活がストレスに影響することは、すでに研究で証明されています。ですから、賢く食べることでリラックスでき、忙しい時でもイライラ感が抑えられるため、プレッシャーにもうまく対応できるようになります。そこで今回は、5つの「イライラに効く食べ物」をご紹介します。
1. クルミ
ナッツ類でも特にクルミは、本物のパワーフードで、ストレスの多い時に最適なスナックです。クルミはたくさんの健康効果をもたらします。まず、豊富なオメガ-3脂肪酸でうつ病リスクを軽減します。さらに、必須アミノ酸の一つであるトリプトファンを含み、体内で「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンに代謝します。そのため、一掴みのクルミを毎日食べることで、気分を安定させ、なんでも楽しめるようになります。おやつとして持ち歩いて食べるのも便利ですが、刻んでサラダに振りかけたり、ほうれん草のおひたしに混ぜても美味しいです。意外と日本食に合いますので、自分流に工夫してみてください!
2. オートミール
皆さんはオートミールを食べたことはありますか? ヨーロッパでは栄養価が高いことから、ランナーの好む朝食として親しまれています。日本でも近年人気が高まり、スーパーやネットで簡単に購入できるようになってきています。簡単に準備できるので、時間のない日にはピッタリの朝食といえます。食物繊維が豊富で、血糖値を緩やかに上げるため、腹持ちがよく、お昼休みまで空腹を感じることはないでしょう。オートミールを温める際、スプーン1杯のハチミツを入れ、シナモンを少しかけてみましょう。美味しくなるだけではなく、免疫力がアップし、ストレスレベルを下げる効果が上がります。クルミを混ぜるのもいいでしょう。
3. 緑葉野菜
きちんとランチをとる時間がない場合、ついついハンバーガーなどを食べてしまいますよね。 次回はぜひ、サラダを選んでみてください! カロリーが少ないため、スタイルキープにいいことは言うまでもありませんが、ほうれん草のような緑葉物野菜は、葉酸を含みます。 葉酸のビタミンBは、神経伝達物質のドーパミンを作るのに必要な栄養素で、やる気、集中力を高めるなど重要な働きを促します。しかも、脂っこいハンバーガーと違い、サラダは消化が良いため体に負担をかけません。この効果でお昼休み後も眠くなったりせず、ストレスの多い場でもエネルギーを十分に発揮できることでしょう。
4. ブルーベリー
日本では健康食品やサプリメントとして有名なブルーベリーですが、ストレス軽減効果もあることをご存知ですか?ブルーベリーに含まれる豊富なアントシアニンは、健康にたくさんの効果をもたらします。ビタミンCも多く含まれるため、免疫力を高めてくれます。ストレスが多い時は、免疫力が下がり、風邪をひきやすくなりがちですので、特に嬉しい効果といえます。生のブルーベリーが手に入りにくい場合は、冷凍やドライフルーツをご利用ください。オートミールやヨーグルト、サラダに混ぜると美味しくたくさん食べることができます。
5. ダークチョコレート
「一日一枚の板チョコは医者を遠ざける」あ、リンゴでしたっけ? これが本当だと良いのですが、ダークチョコレートの場合はまんざら嘘でもないようです。 国際スポーツ・健康科学ジャーナルに発表された論文によると、カカオ豆に多く含まれるポリフェノールは、ストレスホルモンの一種コルチゾールの血中濃度を減少させる作用を持ちます。ですから、もし仕事の山に埋もれてしまいそうになったら、ダークチョコレート(カカオ含有量70%以上)を頬張り、とろける美味しさを楽しんでください!
引用元:Runtastic Blog
監修:Julia Denner,Vera Schwaiger,Lunden Souza,Herwig Natmessnig