ひきはじめの風邪の対処法としては何が適切?医師501人に聞いてみました


ひきはじめの風邪の対処法としては何が適切?医師501人に聞いてみました

本調査によると、ひきはじめの風邪の対処法について、「ゆっくりと休養する」を選んだ医師が最も多く、次に「水分をこまめにとる」「体を冷やさない」が続きました。上位に挙げられた対処法はどれも基本的なものかと思います。何事も基本が大切と言いますが、ひきはじめの風邪に対しても休養する事で体力回復を図り、水分補給をし、あったかくして寝ることが回復への近道かもしれません。

微熱があるような気がするし、何かいつもと違って調子が悪い…。
これってもしかして風邪?そんなひきはじめの風邪に悩まされている方も多いのではないでしょうか。風邪をひいていると喉が痛かったり、ぼーっとしたり、鼻が出たり、様々な症状に苦しめられます。
少しでも症状を緩和する事ができないのか、そんな風に思われる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、一般内科、総合診療科医501人に、ひきはじめの風邪の対処法としては何が適切かについて聞いてみました。

※ 本調査は医師専用コミュニティサイトMedPeer(https://medpeer.jp/)にて、2018年5月14日~2018年5月15日にかけて行われ、一般内科、総合診療科医501人から回答を頂きました。

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風邪のひきはじめの適切な対処法って何?

「ひきはじめの風邪の対処法として適切なものはなんですか。」という質問に対して、次の選択肢から選んでもらい、その理由をコメントしてもらいました。

・ゆっくりと休養する
・水分をこまめにとる
・体を冷やさない
・室内の湿度を保つ
・消化のよい食事をとる
・ビタミンを摂る
・市販薬を使う
・入浴は控える
・その他

以下のグラフが結果となります。

ひきはじめの風邪の対処法としては何が適切?医師501人に聞いてみました

集計では、「ゆっくりと休養する」との回答が77%と一番高く、次に「水分をこまめにとる」、「体を冷やさない」が続きました。
ここまでの結果から特に「ゆっくりと休養する」事がまず医師が推奨する対処法と言えます。

それでは、医師のコメントを見ていきましょう。

風邪のひきはじめには「しっかりと休養しよう」

・50代男性 一般内科 「ゆっくりと休養する」
とにかく寝ることです。

・40代男性 一般内科 「ゆっくりと休養する」
まず寝ることが大事に思います。

・40代男性 一般内科 「ゆっくりと休養する」
休むことが一番だと思います。

・60代男性 一般内科 「ゆっくりと休養する」
休養がよい印象があります。

・50代男性 一般内科 「ゆっくりと休養する」
体力温存、休養が大事だと思います。

・40代男性 一般内科 「ゆっくりと休養する」
体を温めるように工夫しましょう。

・60代男性 一般内科 「ゆっくりと休養する」
休むことが一番です。ストレスが良くないです。

・60代男性 一般内科 「ゆっくりと休養する」
休養が一番と思われます。

・50代男性 一般内科 「ゆっくりと休養する」
体力の消耗を防ぐことが必要です。

・60代男性 一般内科 「消化のよい食事をとる」・「ゆっくりと休養する」
休養と栄養が重要です。

・60代男性 一般内科 「体を冷やさない」・「ゆっくりと休養する」
暖かくして寝るのが一番良いと思っています。

・50代男性 一般内科 「ゆっくりと休養する」
十分な睡眠や休憩が重要です。

・30代男性 一般内科 「ゆっくりと休養する」
休むこと、それができなければストレスをできるだけ減らすことが重要です。

医師の回答を見ると、「ゆっくりと休養する」事が対処法として一番推奨されていました。まずはゆっくりと安静にして休む事で体力を回復させれば、体の抵抗力も高まりそうですね。
また休む際は、「体を温めるように工夫しましょう」といった医師のアドバイスもありましたので、参考にしてみてください。

水分補給を忘れずに

・40代男性 一般内科 「水分をこまめにとる」
水分を取ると良いようです。

・40代男性 一般内科 「消化のよい食事をとる」・「水分をこまめにとる」・「体を冷やさない」
やはり水分や栄養を取り温かくすることだと思います。

・40代男性 一般内科 「消化のよい食事をとる」・「水分をこまめにとる」・「ゆっくりと休養する」
まずは水分や食物のいい補給と静養です。

・40代男性 一般内科 「水分をこまめにとる」
水分摂取が大事だと思います。

・50代男性 一般内科 「水分をこまめにとる」・「ゆっくりと休養する」
風邪を治す薬はないのですから、安静と水分という、昔ながらの方法が結局は一番です。

・50代男性 一般内科 「水分をこまめにとる」
水分を十分にとり休みましょう。

・40代男性 一般内科 「消化のよい食事をとる」・「水分をこまめにとる」
水分をこまめにとることだと思います。

・30代男性 一般内科 「水分をこまめにとる」・「ゆっくりと休養する」
安静にして、水分補給を充分にしましょう。

・40代男性 一般内科 「水分をこまめにとる」・「体を冷やさない」
脱水注意しておくことが生命維持に良いです。

・60代男性 一般内科 「水分をこまめにとる」
水分補給が大切だと思います。

・30代男性 一般内科 「消化のよい食事をとる」・「水分をこまめにとる」・「ゆっくりと休養する」
脱水に注意を基本とし、免疫回復につとめましょう。

・50代男性 一般内科 「水分をこまめにとる」・「ゆっくりと休養する」
水分を取り、ゆっくりするのがいいです。

・50代男性 一般内科 「水分をこまめにとる」・「ゆっくりと休養する」・「ビタミンを摂る」
水分とビタミンCをとって休みましょう。

次によく見られたのは、水分補給を勧める声です。
「風邪を治す薬はないのですから、安静と水分という、昔ながらの方法が結局は一番です」といった医師のコメントもあるように、意識して水分を摂取したいところですね。

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まずは安静にして休養を。水分補給も忘れずに

本調査によると、ひきはじめの風邪の対処法としては、「ゆっくりと休養する」との回答が77%と一番高く、次に「水分をこまめにとる」、「体を冷やさない」が続きました。
どれも基本的な対処法ですが、風邪を治すために医師も重要視しているようです。何事も基本が大切ということかもしれません。
ひきはじめで適切な対処がとれないと、悪化して、風邪が長引くことも考えられますし、本調査の結果を参考に、早めの対処をすることをお勧めいたします。

引用元:イシコメ 医師と患者をむすぶメディカルサービス
https://ishicome.medpeer.jp/entry/1343