痩せ体質に変身!代謝を上げる食材とは
あまり食べないのに太ってしまう人と、食べても太らない人がいるのはなぜなのか、不思議に感じたことはありませんか?
実はこのように差が出るのは、個人の“基礎代謝量”が大きく影響します。
痩せ体質を手に入れるために重要なのが「基礎代謝」。
1日の総消費エネルギー量は、運動や家事など、普段の生活での消費エネルギーがほとんどだと思われがちですが、実は約60%が基礎代謝量によって消費されているのです。
基礎代謝を高める食べ物
■カラダを温める食品
カラダが冷えると、臓器の働きが鈍り、基礎代謝が低下してしまいます。汁物や鍋物のような温かい料理でカラダを内側から温めましょう。また、カラダを温める成分を含む食品も効果があります。
〈カラダを温める成分〉
カプサイシン : 唐辛子・チリペッパー・カイエンペッパー
ショウガオール : 生姜
硫化アリル : ネギ・玉ねぎ・にんにく・ニラ・らっきょう
ビタミンE : かぼちゃ・さつまいも・うなぎ・アーモンド・ゴマ
■代謝を高めるアミノ酸
筋肉のもととなるタンパク質は、アミノ酸から作られています。そのなかでも、脂肪を燃焼してエネルギーにする効果の高いアミノ酸があるので、積極的に摂りましょう。
〈代謝を高めるアミノ酸〉
リジン : 魚介類・肉類・レバー・牛乳・チーズ・大豆・白花豆
アルギニン : 鶏肉・豚肉・カツオ・大豆・ゼラチン・落花生
アラニン : 鶏肉・しじみ・帆立・イカ・サワラ・鮭・しらす・アジ
プロリン : 豚肉・カツオ・チーズ・ゼラチン・麩
■代謝をサポートするビタミンB群
糖質の代謝に必要なビタミンB1・脂質の代謝に必要なビタミンB2など、ビタミンB群はダイエットに欠かせません。その他にもB6・B12・葉酸・パントテン酸などがあり、ひとつの食品にまとまって含まれることが多いので、ビタミンB群と呼ばれます。
〈ビタミンB群を多く含む食品〉
豚肉・レバー・うなぎ・青魚・まぐろ・カツオ・鮭・卵・牛乳・玄米・納豆・大豆製品・豆類
■代謝を促進するヨウ素を含む食品
ヨウ素はヨードとも呼ばれ、甲状腺ホルモンを作る材料になるミネラルです。糖質・脂質・タンパク質の代謝促進に役立ちます。
〈ヨウ素を多く含む食品〉
昆布・わかめ・牡蠣・ハマグリ・小エビ・イワシ・さば・鮭・パイナップル
基礎代謝を上げる食材をとり入れ、基礎代謝を上げる食べ方を身につけて痩せ体質を手に入れましょう。
【参考・参照】
厚生労働省 e-ヘルスネット
〈https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-02-003.html〉(最終閲覧日:2017/4/12)
引用:あすけん「ダイエットの知識」より