ダイエッター必見!太りにくいおでんの食べ方・選び方5つ
寒いときに、食べたくなるのがおでん。おでんは、ちょっとしたポイントを意識するだけで、太りにくい食事となる優秀な鍋料理でもあります。ダイエッターも安心な、太りにくいおでんの食べ方・具材の選び方について解説します。
栄養士が伝授!カシコイおでんの食べ方・選び方5つ
1.ベジファーストを心がける
食物繊維には糖質や脂質の吸収を抑制する働きがあります。さつま揚げやもち巾着といったカロリーの高い具材の前に、昆布・大根・こんにゃく・しらたきなどの食物繊維が多く含まれる具材を食べておくとよいでしょう。
野菜を食べるときは、ひとくちにつき30回以上噛み、ゆっくり時間をかけて食べると満足感が得やすくなり、この後に食べる量を少なく抑えられますよ。(※1)
2.練りものを食べ過ぎない
油で揚げているさつま揚げは1個98kcalとカロリーが高めなので、食べ過ぎに注意しましょう。また、つなぎに小麦粉を使う練りもの(ちくわ・はんぺん・さつま揚げなど)は、糖質量が多めです。ゆる糖質制限ダイエット中なら、練り物は1個だけにするなど、上手にコントロールすることも大切です。
3.好きなものばかり食べ過ぎない
好きな具材を自分で選んで食べられるのが、おでんのよいところです。しかし、好きなものばかりを選んでしまうと栄養バランスが偏ってしまいます。
例えば、小麦粉を練って作る「ちくわぶ」には100gあたり29gほどの糖質が含まれています。1/4カットしておでんの具材にすると、1個あたりの糖質量は7g。好きだからといって4個食べたとすると、それだけで6枚切りの食パン1枚分くらいの糖質を摂取することとなり、糖質の摂り過ぎにつながりやすくなります。
野菜・昆布・こんにゃくなどを中心に色々な具材を少しずつ楽しむのが、栄養バランスを整えるポイントです。
4.汁を飲み過ぎない
おでんの汁は塩分が多く、飲み過ぎるとむくみの原因になることも。おでんの汁をスープ代わりにするのは止めましょう。むくみは体重の増加も招くので、ダイエット中は減塩を心がけることも大切ですよ。
5.十分に野菜を摂るよう心がける
おでんは、野菜の具材が多いとはいえず、野菜不足になりがちです。野菜を補える具材として、ロールキャベツや、白菜でひき肉だねを包んだ「ロール白菜」などをプラスしてみましょう。にんじん・トマト・エリンギ・れんこんを具材にするのもおすすめです。野菜・海藻・きのこを使った副菜(サラダ・お浸し・酢の物など)を用意するのもよい方法です。
おでんを上手に食べる心得は、コンビニでおでんを選ぶときにも役立つはず。多忙な人も、カシコクおでんをとり入れてみてくださいね。
【参考】
:(※1)公益社団法人 大阪府栄養士会 野菜から食べる「食べる順番」の効果
〈http://www.osaka-eiyoushikai.or.jp/whats_new/pdf/wn_112.pdf〉(最終閲覧日 2017/2/2)
引用:あすけん「ダイエットの知識」より