人生最大の困難な日々からカムバック!運動習慣で32キロ減を達成
Runtasticには、運動習慣を身につけ、健康で活動的な人生を実現したユーザーから、今日も数々の物語が届いています。
その中から今日は、アメリカ合衆国のあるユーザーから届いた、感動のサクセスストーリを紹介しましょう。
「2009年の終わりごろから、自分と家族にとって困難な日々が始まりました。その時はそれと意識していませんでしたが、当時の私は家族が抱える問題の影響でうつに近い状態に陥っていたのだと思います。体重が急増したのもそれが原因でしょう」
今回のストーリーの主役、トラヴィス・ショウさんは当時を振り返ります。
「2010年に末の息子グリフィンが生まれました。その幸せも束の間、すぐ後から妻が深刻な産後うつに陥り、自殺未遂を数度起こしました。その間、グリフィンが生後15ヶ月で横紋筋肉腫(がんの一種)という病気にかかるという不幸が重なりました。」
「1年間の闘病生活後、一旦小康を得ましたが、6ヶ月後には再発。7ヶ月後に膀胱の半分を切除することでどうにか回復することができました。私はこの上なく安堵しましたし、これで家族の生活もどうにか元どおりになると思いました。ですが、ことはそう簡単には運びません。」
過去5年間の困難な毎日。
家族が被った傷はもちろんですが、自分自身を省みる暇がほぼなかったトラヴィスさんも、心身ともにダメージを受けていました。
トラヴィスさんの体重は30キロも増加。毎日なんとなく不幸せで、3人の子どもの世話と仕事に忙殺されていました。
さらには奥さんとの関係も平穏ではなく、このころから4~5ヶ月間冷却期間をおくことに。
「身体にも心にも疲れが溜まっていて、『もう生きていたくない』とさえ思っていました。ついに体調を崩してしまい病院に運ばれてしまったのですが、そのときやっと『健康を取り戻さなければ』ということを実感し、カムバックを誓いました。」
この時の体重は109キロ。
そんな8月のある日、トラヴィスさんは地元のスキーリゾートへハイキングにでかけました。
奥さんとはまだ距離を置いたままです。
「私はもともと自然が好きです。山は何か考え事をしたり、気分を入れ替えるのには最適な場所だと思います。昔よく出かけていたハイキングを、この頃再開しました。」
「ハイキングをしながらも、何か毎日できるようなアクティビティを始めるべきじゃないかと考えました。でも正直なところジムに行く気はしませんでしたし、筋肉痛になるとか考えただけでモチベーションが下がるタイプなので(笑)、何から始めたらいいのかと、けっこう悩みました。」
「結局『とりあえず走ってみようかな』と思い、本当にゆっくりのペースから走り始めました。最初は1マイル(約1.6km)走ることすらできませんでした。でも、走り始めてみたら、『もっと走りたい』という気持ちが自分のなかに生まれ、気持ちに変化が起こっていました。ランニング習慣が軌道に乗ればもう恐れるものはありません。翌日の筋肉痛さえも気にならなくなりました。」トラヴィスさんがRuntasticのアプリに出会ったのはこの頃のことです。
モチベーションを維持するための、そして自分のフィットネスレベルを把握して、次のステップへ導いてくれるようなガイドを探すなかでRuntasticを発見しました。
「Runtasticのアプリとサービスには、自分のフィットネスライフに必要なものが全て揃っていると思います。アプリとクラウドで、ランニングだけでなく、腕立て伏せ・腹筋などの個別のトレーニングの成果を確認することもでき、次回のやる気につながります。」
「それに、自分にとってはアプリを使って自宅や近所でトレーニングできるというのも重要でした。ジムへ行くメリットもあるとは思いますが、自分は一人になれるプライベートな場所でトレーニングするほうが向いています。そうは言っても、一人で効果的なトレーニングを続けるのは難しいですし、前向きにやる気を維持するためにも、Runtasticのアプリはとても役に立ちました。」
トラヴィスさんはさらに語ります。
「それから食生活についてですが、そもそも食生活を変えてダイエットに取り組もうとは考えたことはなく、『何を食べろ、何はだめだ』とアドバイスしてくれるようなアプリを探したりもしませんでした。」
「でも、運動からダイエットに取り組んだことで、自然と食生活も改善され、フルーツと野菜を意識して摂り、食事をお皿いっぱい大盛りにして食べるようなことをしなくなりました。」
このように運動習慣を身につけることで、肉体だけでなく精神面も強くなったトラヴィスさん。
いよいよマラソンに挑戦します。
「2015年11月に、始めてハーフマラソンに挑戦しました。なんと始めて走り始めてからたった3ヶ月後です。今考えるとかなり無謀な挑戦でしたが、その後も定期的にハーフマラソンの大会に参加しています。今年はラグナーという、アメリカ全土で行われる長距離走での徹夜リレーイベントに参加したいと思っています。」
と意気込みは十分。
「最近、エレベーターではなく階段を自然に使っていたり、息子たちを追いかけたりしているときに、息切れをしていない自分にふと気がついたりすると、本当に最高の気分になります。」
運動に取り組み始めてから一年弱で32キロの減量にも成功。
「ランニングにはすでに大きな情熱を感じて取り組んでいます。とにかく走りたい、走るのが楽しくてたまらないんです。自分自身、そんなことを言うようになるなんて、かつては想像もできませんでした。」
「もちろんやる気が出ないことや、とても疲れていてトレーニングが億劫なときもあります。でも、自分の将来のため、そして困難だった過去から逃げないためにも、私は走ります。」
「人生には、困難がつきものです。誰にだって大変な時期があるでしょう。でも、私のストーリーを読んでいただいて、辛いときにも健康で前向きな生活を送るためのヒントにしていただけると嬉しいです。自分は過去数年間、実行することができませんでしたが、家族や友人をケアするには、自分の生活を管理し、健康でいるということが欠かせません。」
そして最後に、
「私にできたんだから、他の誰にだってできると思います。運動習慣を始めるのはなかなか簡単ではないかもしれませんが、その価値があります。そして誰もが運動に取り組んで、人生を変えるに値する存在です。」
感謝を込めて
トラヴィス・ショウ
引用元:Runtastic Blog