◆血圧・脈拍グラフについて
「月」…過去1か月間の、1日単位の平均血圧・平均脈拍を表示しています。
「年」…過去1年間の、月単位の平均血圧・平均脈拍を表示しています。
◆1日平均で見るのグラフ表示について
1日平均のグラフ表示は、「午前0:00~午後11:59で計測した血圧」を表示します。
この時間内に複数回計測した場合は、平均血圧を表示します。
◆朝/夜で見るのグラフ表示について
朝血圧のグラフ表示は、「午前4:00~11:59で計測した血圧」を表示します。
この時間内に複数回計測した場合は、平均血圧を表示します。
夜血圧のグラフ表示は、「午後7:00~11:59で計測した血圧」を表示します。
この時間内に複数回計測した場合は、平均血圧を表示します。
◆画面右下の性年代別平均表示について
「dヘルスケア」アプリ利用者の平均を表示しております。
※「―」となっている場合、平均表示にたりるお客様の母数が集まっていないためとなります。
※朝/夜の性別年代別平均数値は算出されないため非表示となります。
※平均表示が全年代となっている場合は、プロフィール設定が完了していないため、「その他」→「プロフィール設定」からご設定をお願いいたします。
◆毎日測って記録しましょう
血圧はそのときの状況や緊張などですぐ変化してしまうため、ときどき病院などで測るだけでは、なかなか血圧の平均値はわかりません。毎日測り、記録することが大切です。毎日測ることで自分のおおよその平均値が把握できるようになります。
また、血圧は1日のうちでも変化しますので、毎日同じ時間帯に測りましょう。
◆家庭での血圧測定について
近年、家庭での血圧測定値による高血圧診断は一般化しつつあります。
血圧は本来、短期間に大きく上下します。家庭での血圧測定も多くの場合、1機会における初回の測定値は、2回目以降の測定値よりも高くなります。(10%以上の機会で、2回目の測定値が上昇するという報告もある。)
日本高血圧学会の高血圧治療ガイドライン2014によると、1機会に原則2回測定し、その平均をその機会の血圧値として用いるとしています。また、家庭血圧測定による高血圧、正常血圧の判定には、週5~7日間の平均値を用いるとしています。
日本高血圧学会の高血圧治療ガイドライン2014の中で家庭血圧測定の方法・条件・評価について下記の通り定めています。
家庭血圧測定の方法・条件・評価
- 測定環境
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- 1)静かで適当な室温の環境
- 2)原則として背もたれつきの椅子に脚を組まずに座って1-2分の安静後
- 3)会話を交わさない環境
- 4)測定前に喫煙、飲酒、カフェインの摂取は行わない
- 5)カフ位置を心臓の高さに維持できる環境
- 測定条件
-
-
1)
必須条件
- a.朝
- ・起床後1時間以内
- ・排尿後
- ・朝の服薬前
- ・朝食前
- ・座位1-2分安静後
- b.晩(就床前)
- ・座位1-2分安静後
-
1)
- 測定回数
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- ・1機会原則2回測定し、その平均をとる
- ・1機会に1回のみ測定した場合には、1回のみの血圧値をその機会の血圧値として用いる
- 測定期間
-
- ・できるだけ長期間
- 評価の対象
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- ・朝測定値5日(5回)以上の平均
- ・晩測定値5日(5回)以上の平均
- ・すべての個々の測定値
- 評価
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- ・高血圧:朝・晩それぞれの平均値≧135/85mmHg
- ・正常域血圧:朝・晩それぞれの平均値<135/85mmHg